金属製カラムアウトレットチューブ（オプション）の取り付け

ユーザーまたは Waters のフィールドサービス担当者は、標準の PEEK カラムアウトレットチューブを、オプションの金属製カラムアウトレットチューブに交換することができます。

必要なツールおよび材料

• 金属製カラムアウトレットチューブ（お使いのシステムに互換性がある金属の種類については、オプションの交換用カラムアウトレットチューブ を参照してください）。
• 耐薬品性のパウダーフリー手袋
• 1/4 インチのスパナ
• T10 TORX ドライバー

金属製カラムアウトレットチューブをカラムコンパートメントに取り付けるには：

警告: 生物学的有害物質、有毒物質、または腐食性物質による人体への汚染を防ぎ、汚染されていない表面への汚染の広がりを避けるため、この手順を実行するときは、清浄で耐薬品性のあるパウダーフリーの手袋を必ず着用してください。

1. システムを通るプライマリー溶媒の送液を停止し、カラムおよびコンパートメントの温度が 55 ℃ 未満に下がるまで待ちます。
2. カラムコンパートメントのドアを開きます。
3. カラムアウトレットチューブのフィッティングを、検出器のフローセルインレットから取り外します。
4. カラムからチューブを取り外してから、これを検出器の 2 つのクリップおよびカラムコンパートメントの上部にある 4 つの留め具から取り外します。
5. 前述の 2 つのステップで実行した作業を逆に行い、交換用金属製カラムアウトレットチューブを取り付けます。
   1. チューブをカラムに接続してから、カラムコンパートメント上部の 4 つの留め具と検出器の 2 つのクリップに配管します。

      

      

      カラムコンパートメント上部の留め具（赤色の円）

   2. 新しいチューブの工具不要フィッティング (TFF) を検出器のフローセルインレットに再接続します。
6. カラムコンパートメントのドアを閉じます。