圧力トランスデューサーの交換

圧力トランスデューサーの交換
Topic LCI-USG-0227, 最終更新日 04/30/2025

ユーザーまたは Waters フィールドサービス担当者は、機械的故障または電気的故障が発生した場合、圧力トランスデューサーを交換することができます。

警告: 特に、危険物質を取り扱う場合は、常に優良試験所基準 (GLP) を守ってください。使用する溶媒については、安全データシートを参照してください。さらに、危険物質の適切な使用や取り扱いに関して、所属する組織の安全担当者に相談してください。
警告: 生物学的有害物質や有毒物質との接触による人体への汚染を防ぐため、バルブのインレットまたはアウトレットのポートを通して液体または気体を出し入れしようとしないでください。
注: システムコンポーネントの汚染を避けるため、この手順を実行する際は、清浄で耐薬品性のあるパウダーフリーの手袋を必ず着用してください。
必要条件: この手順を実行する際は、清浄で耐薬品性のあるパウダーフリーの手袋を着用してください。

必要なツールおよび材料

  • 耐薬品性のパウダーフリー手袋
  • 1/4 インチのスパナ
  • 5/16 インチのスパナ
  • T10 TORX ドライバー
  • 圧力トランストランスデューサーアセンブリーの交換

圧力トランスデューサーを交換するには:

  1. 使用している移動相と混和性のある無害な溶媒でポンプをフラッシュ洗浄します。
  2. 注: 電気コンポーネントおよび回路の損傷を防ぐため、モジュールの電源がオンになっている間は、電気アセンブリーの接続を外さないでください。電源を完全に遮断するには、電源スイッチを[オフ]にしてから、AC 電源からプラグを外します。アセンブリーを取り外す場合は、電源切断後 10 秒以上待機してください。
    システムの電源を切ります。関連項目: システムの電源切断
  3. ポンプのドアを開きます。
  4. 圧力トランスデューサーケーブル(矢印)を圧力トランスデューサーケーブル差し込み口から取り外します。
    1: 圧力トランスデューサーケーブル
  5. 1/4 インチのスパナを使用して、圧力トランスデューサーの上部および下部にあるチューブフィッティング(矢印)を取り外します。
    2: 圧力トランスデューサーのチューブ接続の取り外し
  6. T10 TORX ドライバーを使用してねじ(矢印)を外し、圧力トランスデューサーを取り外します。
    3: 圧力トランスデューサーねじ
  7. T10 TORX ドライバーを使用してねじ(矢印)を締め付けます。
  8. チューブフィッティング(矢印)をトランスデューサーに再度取り付け、それらを手で可能な限り締め付けてから、1/4 インチのスパナを使用して、既存のフィッティングの場合はさらに 1/6 回転、新しいフィッティングの場合はさらに 3/4 回転締め付けます。
    4: 圧力トランスデューサーのチューブ接続の再取り付け
  9. 圧力トランスデューサーのコネクターを圧力トランスデューサーのケーブル差し込み口に再接続します。
    5: 圧力トランスデューサーケーブル
  10. システムの電源を入れます。システムの電源投入 を参照してください。
  11. タッチスクリーンで正常性 > トラブルシューティングをタップし、ポンプアイコン をタップしてから、システムリークテストをタップします。
    ヒント: リークテスト結果が不合格の場合は、シールに与圧して正しく定着するようにします。これを行うには、ポンプを 58,605 kPa (586 bar、8500 psi) で 30 分間作動させるか、満足のいく結果が得られるまでリークテストを実行します。
  12. 残りの画面の指示に従って、システムリークテストを実行します。

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人身傷害のリスクを回避し、ラボの装置の損傷を防ぐために、必ず該当する操作および安全性に関する情報、組織の標準操作手順、地域の規制に従ってウォーターズ製品を操作してください。

最新情報については、このページの英語版を参照してください。

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