年に 1 回の所定の予防保守 (PM) 時、またはランプが繰り返し点灯しない場合、または検出器がキャリブレーションに失敗する場合は、TUV 検出器のランプの交換を行います。ランプは取り付け時にシステムにより自動的に検出され、そのシリアル番号と取り付け日が[ランプ交換記録]テーブルに自動的に記録されます。
注: Waters は、2000 時間のランプ使用時間、または購入日から 1 年のうち、いずれか短い方をランプ寿命として保証します。
警告: 火傷事故防止のため、ランプを取り外す際には、30 分以上の冷却時間を設けてください。稼働中のランプハウジングは、非常に高温になります。
警告: 紫外線が目に入らないよう、下記の注意事項を遵守してください。
- ランプを交換する前に検出器の電源を切る。
- 紫外線フィルターの付いた防護メガネを着用する。
- 装置の稼働中は、ランプをハウジングから出さない。
ランプを交換するには:
注意: この手順を開始する前に、ランプが冷えるまで 30 分間以上待つようにします。
- システムの電源を切ってから、電源コードを外します。
- TUV 検出器のドアを開きます。
- ランプアセンブリーカバーの位置を見つけます(下図を参照)。
- ランプアセンブリーのカバーを取り外すには、プラスドライバーを使用して 1 本のプラスねじを外します(下図を参照)。
- ランプアセンブリーのカバーを持ち上げて、取り外します。
図 1: ランプアセンブリーのカバー
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ランプアセンブリーのカバー
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プラスねじ
- ランプへの電源コードを外します。
- ランプベースにある 2 本の取り付けねじを緩めます。
図 2: ランプアセンブリーベースの取り付けねじ
- ランプハウジングからランプアセンブリをゆっくりと引き出します。
注: ランプを廃棄する際は、ガラスを割らないよう注意してください。ランプの内部には、大気圧よりわずかに低圧のガスが充填されています。
図 3: ランプアセンブリーの取り外し
- ランプのベースの切れ込みが 1 時の位置になり、ランプハウジングの位置合わせピンに揃うように、新しいランプの位置を合わせます。
図 4: ランプの調整
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ランプのベースの切れ込みが 1 時の位置
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ランプハウジングの位置合わせピン
- 慎重にランプを奥まで押し込みます。
- 2 本の取り付けねじを締めます。
- ランプ電源コネクターを再接続します。
- プラスねじを 1 本使用して、ランプアセンブリーのカバーを再度取り付けます。
- TUV 検出器の運転を再開する準備が整ったら、電源コードを再接続してから、システムの電源をオンにします。